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省スペースな上置仏壇
上置仏壇とは、仏間のない家庭や、アパートやマンションなどにも置くことができるコンパクトなものを指します。仏壇の分類としては、サイズがその特徴となっているため、上置仏壇でありなから、唐木仏壇や金仏壇、またシンプルであまり宗派色のない仏壇など、豊富な種類があり、値段も幅広いのが特徴となっています。タンスやサイドボードなどの上に置いて使うのが一般的です。
仏壇は小さいものに買い換えるのは縁起が悪いと言われていますが、これは逆に大きな仏壇に買い換えることは縁起が良いといわれているためで悪い事ではありません。
大きな仏壇に買い換えることを出生仏壇と呼び、仏壇の買い替えや購入そのものがお祝い事でもあるため、生活が豊かになるにつれて立派な仏壇に買い換えることがめでたいことだと言われていました。ですからその逆である小さな仏壇への買い替えは、縁起が良くないといわれるようになったのです。
仏壇は、立派さを誇るものではありません。ご本尊を祀り、ご先祖へのご供養の気持ちがあれば小さな仏壇であってもそこは荘厳な場所ですし、大きな仏壇であってもご本尊への信仰心もご先祖へのご供養の心もなければただの物と一緒です。
賃貸に住んでいる場合は、大きな仏壇を入れることができない場合もあるいでしょうし、お年を召してから、生活の便がよい場所へ引っ越す場合などは、生活スペースが狭くなる場合があります。その場合は、住む人間が気持ちよくお参りできる仏壇であるほうが、心穏やかなものになれるはずです。